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霊峰白山記②-眠れない書家-

(霊峰白山記①は→こちら

室堂に到着した瞬間、辛かったその道程の全てを忘れた。
まずは、標高2450mの室堂の白山奥宮の祈祷殿にて無事の到着に手を合わせた。

早速、ヘリで先に到着していた作品と対面をし、そして雷鳥荘の中に設置していく。


(*ちなみにこちらの文字はわたくしのではないです。指差してますが)

ありがたいことに助っ人様もいてくださいまして、次々と部屋が部屋らしくなってゆく。

ここの白山室堂雷鳥荘は、日本では珍しい超がつくほど画期的山小屋♪

どれだけ画期的かと言うと・・・

◾︎個室=3人部屋、4人部屋(一人でも部屋貸しで一室料金)仲間でゆっくりお休みできます。
◾︎宿泊客専用
◾︎ウオシュレットもちろん洋式
◾︎ふかふかの敷布団、毛布、掛け布団
◾︎各部屋TV
◾︎各部屋ファンヒーター
◾︎くつろぎリビングスペース
◾︎全身マッサージ機
◾︎フットマッサージ機
◾︎コインシャワー
◾︎共有パソコン
◾︎WiFi
◾︎アートの展示(槻岡果加梨作品、高山動物写真)

洗剤等の一切は使用禁止ですが、山小屋に泊まったことのある方なら、ここがどれだけパラダイスかわかります。

すでに、日本の山小屋ランキングでも上位をマークしている快適な山小屋なのです。

詳しくは→白山ベストガイドin雷鳥荘

話は少し逸れましたが。
そんな山小屋に作品を展示していただく、このご縁。

何かに呼ばれ、連れられてここまで来た・・・そんな想いが湧き上がり、改めて雷鳥荘の1Fに飾られた白山を歌った自作の詩の作品を観て、これは登山ではなく登拝なのだと・・・しみじみ感じました。

そして、大人になってから初めてした登山・・・
不思議なことにあんなに辛かった道程は着いた途端に忘れ、ただただ大自然の空気に共鳴をし歓喜するのです。

初めての白山は晴天の夜空で歓迎して、キラキラとした星を観せてくれました。

わたくしは、早起きと苦しい登山をしてきたにも関わらず、興奮して深夜2時すぎまで外に出て、夜空を仰いでいました。

明朝は3時起床のことを忘れたはずではないのに(笑)

凍えたら布団にもぐりに戻り、また外にでる。
たくさん夜空と対話するわたくしは、これから2年後に、たった20日間で日本三霊峰を登頂するとは、想像すらしてはいなかったのです。

もちろん。
 
 
続く〜


(*初登頂を記念し、霊峰白山で書きました)

 
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