BLOG
4.232019
前向きになる般若心経
ナゾの書道家 槻岡果加梨は、なにを隠そう実は修行が好きなんです♪
(笑)
そう!
お寺や神社にあるソレのことです。
どうも興味が湧いてしまいます。
ソレを体験し、自分の中でなにを感じるのか?
「みてみたい」といった感じでしょうか。
毎年参加させていただいている、富山県魚津市の玉連山真成寺での水行(すいぎょう)も、ポスターを観た瞬間から「行きたい!」と志願しました。
12月に水をかぶって、一年の禊をします。
その他、
白山比咩神社の禊の水行(水の中につかって大祓祝詞を献上します)。
曹洞宗大本山永平寺の参禅修行(4日間、座禅とzaszenとざぜんとザゼンと作務と読経とザ禅と・・・とにかく座禅・笑)の3回行っております。
本物の雲水さんの修行からみると、全くもって優しいものです。
ちなみに、この永平寺での参禅修行の最後はいつも、感極まって泣いてしまいます。
「君たちはお金を払って苦行しにくる、いわば変態だ!」と、老師さんに言われ、嬉しくなると言う変態ゆえの心情・・・(ちなみに、ひところ分別されていたMとかSとかの話ではありません。誤解の無きよう((笑)♪
なにがあった。
なにを知った。
というわけでなく、ただただ清らかな空気と水に包まれていた…そのことを4日間かけて、ようやく知る、触れる・・・それに歓喜するのです。
ひとは、そのとらわれを捨てて行く事で、最初からある清らかさ、もののあはれの美しさに気づくのでしょう。
そして、
先日、金沢市にて開催しました。
〜写経を奏でる〜 声と書のアーティスティック講座!(コラボセミナー)
皆様には、概ね般若心境の中身と、書の基本とポイントをレッスンしてから、書いていただきました。
わたくしが書いても2時間以上はかかるその写経を1時間で完成させられた方が一人いらっしゃって、素敵〜びっくりです♪
心静かに綺麗に整った文字が並んでいました。
読経の時間は、声のプロフェッショナルである林恒宏講師が、筋肉の使い方、ほぐし方、声をどこに当てるかと・・・
やはり声は楽器でしたね。
ここまで声というものが変わるのか?といった驚きがありました。
最初と最後では、奏でる読経は雲泥の差とも言うべき空に響く声となり、永平寺の早朝に聞くウーハーお経にとても似ていました。
姿勢、発生、響き、前向きな心と生活を与えてくれる!
そう確信しましたよ。(講座もされてますので気になる方はHPへ)
ここにお集まりの方は、
・全く般若心経に触れたこともない方
・大学で勉強されていた方
・趣味で深掘りされている方
様々。
今回の開催でまた自分の知らない世界に触れさせていただき、共鳴できたように思います。
そして、この日の感じたことはいつまでもそれぞれの心に響くことでしょう。
合唱
追伸:
「書」は書く瞑想でもあります。
ぜひ普段から、心を落ち着かせる、整える、自分とつながることのできる「書く」ことをお勧めいたします♪(般若心経ならなおのこと!)
合掌(ぴっ!)