F.Fさん(男性67歳)

F.Fさん(男性67歳)
「信愛希」

【ご感想】
私は職業柄パソコンで文章を書くことが多い。
しかしこれを長くしていると文字に対する感性を失う危険性の狭間にいることが多い。

いまやパソコンはほとんどの人の生活の必需品だが、手書きでしかも筆で文をたしなめる、という非日常体験をすることは、なんとも新鮮だった。

題して「格言書道」。

自分が一番気に入った言葉をアートに仕上げてしまう、というなんとも大胆な試 みでもある。
私もチャレンジしてみた。

提唱者の槻岡 果加梨さんの芸術的な書に魅入られたからだ。

ここで書いた、いや画いたのかもしれない文字(信・愛・希)は、文字としては、誰が見てもけして 美しくない。

書道はお手本をもとにした研鑽の方法なら、この「格言書道」はあきあきらかに例外だろう。

もともと形にはめられることが嫌いな私には性に合っているが、文字(言葉)にイメージの力を加える というこの方法は、自分の中で何か新しい生命を育んでいるようで不思議な感覚だった。

以前、右脳開発のメソッドをある先生としたことがあったが、これは文字を右脳処理でアートに仕上げ る楽しい創作芸術である。

これらの文字(言葉)が額装されて届くというのでとても楽しみだ。

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