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観られたあなたは・・・しあわせ♪

「これに出会って人生が変わった」と、宣言する人がいるほど。。。

高評価の物語です。

 
正直、スローに流れて行く物語に、

少し退屈になりそうで・・・・ならなかった(笑)です。

 
すべての男女にオススメしたい♪

遠方の友人にぜひ!と言われ知ることになりましたが、全国の小劇場にて短い期間上映していて、「今しかない!」と言うタイミングで、行ってまいりました♪

ーしあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスー

カナダの小さな港町で、子供のように無垢で愛らしい絵を描き続けた素朴派画家のモード・ルイス。

夫のエベレットは不器用ながらも妻のサポート役として献身的に尽くしていた。

孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆とたしかな幸せを手に入れた感動の実話を映画化!

毎日、鮮やかな色彩でカナダの美しい風景と動物たちを描いたモードは、愛とユーモアに満ちた心象風景を心の赴くままに描いた。

その魅力は海を渡り、当時のアメリカ大統領ニクソンから依頼を受けたこともあったという。

日本ではまだ知る人ぞ知る存在だが、本国では小品でもオークションで500万円を超える人気を誇る、カナダで最も愛されている画家である。

公式サイトより

 
(内容を知りたくない方は・・・ネタバレあるかもなのですみません。片目で?)

映像がとてもキレイ。

ふたりの日常を遠くから眺めているような、美しく静かなその場所に行くたくなりました。

一方。

ーカナダで最も有名な画家モード・ルイスが教えてくれる、人生で大切な喜びとはー

と、

言う通り・・・

考えさせられる。

時々苦しくなる。

じわじわ侵食される。

 
 
苦しいのは、序盤のあの暴力的な夫、エベレット。

無骨?
・・・そんな優しいものじゃなく、虐待とも言える。

不器用?
・・・なんてかわいいものではなく、乱暴者とも言える。

 
それでいてよく!?という態度もあり正直、ただの荒くれ者な最低男で観ててとても苦しい。

家政婦として彼と出逢った彼女の始まりは、虐げられ、お金ももらえず、暴力的で、それでも離れない。

そのうち結婚もする。

「貴方にはわたしが必要」と言い切る。

 
彼女自身が離れなかったのは、行く場所を絶ったこともあると思う。

彼女には、若年性リュウマチという持病があった。

厄介者と言われた家系の中、よすがとなる叔母から離れ、一人では生きられないと言う兄から離れた。

自立したい、認められたい、自分自身の選択で生きる!

「自分の居場所を自分に与える」といった、心と肉体の「存在」の置き場所という彼女の「自己愛(自尊心)」が、二人を育む核となっていたと思う。

欠乏感から尽くし、愛を乞うものではない。

 
彼女から感じられるのは、「この自分をどう生きるか、愛するか」というところが一貫している。

彼女の「自己愛(自尊心)」は、一生懸命に自分を愛している!頑張る!姿ではなく、ただ「どんな自分でも愛してる」ということ。

 
ひょっとすると男性が他の人でも、「しあわせ」にはなれたような気がしないでもない。

変わっていく夫を見ていると、そう思える。

が、

彼のどこに惹かれたのか?

この荒くれ者のどこを愛せたのか?

結構な難問でもある。

 
彼女が彼を愛したこと自体には理由がなかったのかもしれないが、自分を愛する彼女はコレが無かったら彼の元をいつかは去ったのかも知れないと言うのが、3つ。

1つ目、「居場所」=結婚、暮らし。

2つ目、「描くこと」=描くこと止めなかった。

暴力を振られた後、ショックの捌け口は「絵」だった。

表現として描くことは彼女と一対であり、「描くことを止めない居場所」があることで、自己存在を認める「自己愛の充足」があったように思う。

自己愛の充足→溢れる愛が、暖かな料理と共に彼の心を解いていく。

日常描写が続く。

セリフはそう多くない。

 
だからこそ、この間合いに・・・観る人の胸の中をじわじわと侵食していく。

3つ目・・・

自然発生的に描いた、「彼女の絵を誰よりも認め応援していた」のが、彼ではないか♪

彼は、彼女が描いたカードを当時は25セントで、魚の行商の際に売り歩いていたという。

 
彼女の絵画は美術評論家に語られることは少ないという。

そんなことはお構いなしに絵を求める人が絶たないのは、理屈理論ではないところで伝わるものがあるからに相違ない。

心の声としての心象画は、売れたい、有名になりたい、稼ぎたい、というものではないからこそ、ただ人の心に無条件に入り込んでくる。

彼女の絵画にある根本を彼は決して潰しはしなかったのだ。

 
「貴方にはわたしが必要」。。。

最終的に残ったものは、彼女が彩った壁、使いかけの絵の具、絵、そしてそれを売るのをやめる夫。

荒くれ者の彼がもし、彼女に出会わなければ、色のない乾いた世界に生きて死んだのかも知れない。

これは♪

彼の「しあわせの絵の具」だったのか?!(邦題は感心しないけど(笑)

本物のエベレットは、のちに絵を描くようになっている。

 
侵食されっぱなしのじわじわは、終わってからも続く。。。
 
 
彼女の絵は、ペアや複数の動物が描かれることが多く微笑ましい。

どこかいつも暖かい絵。

彼女と絵、いつしか彼女をサポートしていた彼。

彼の支えがあってこそ、描き続けた。

「more dog」

ふたりの愛。

 
関係が成長、愛を伝える、愛を育んで行く、ことは時間がかかるもなのかも知れない。

 
わたくしたちは、「愛」について教育を受けたことはないけれど、「愛」について多くを見せられ続けていて、学ぶことはいつだってできる。

「愛」は、他人のモノサシでは測りきれない、そう気付きを得ることも愛なのである。

「愛」について、真摯に向き合い、感じ、想う時代ですね。

そして、表現をする・・・女性も男性も、そんな時を重ねて育てることがしあわせなのだと思わずにはいられません・・・。

 
一緒で、「はんぶんこ♡」→これ好きな言葉♪

 
エンドロールで、最後に本人の笑顔が映画よりもずっと幸せそうで、ホッといたしました。

ぜひ劇場で観ることをおすすめします♪

タイミング合うようにお祈りしてます→【上映情報】

 
結構、泣いている人が多かったな。。。。。

 
わたくし?

・・・もちろん(笑)

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